今日も明日も
第40章 昨日の他人は今日の恋人
「お願…、イキた、い…っ」
絞り出すような、悲痛にもにた声に
さすがにこれ以上は可哀想かな、とも思う
「とりあえず、1回イッとこうか」
「え、い…1回…?」
目を丸くして、俺を見つめるかずが子どもみたいで顔が緩んでしまう
「そ、1回」
にんまりと笑って、かずに軽くキスをした後
ごそごそと体をずらしてその足を開かせる
足の間に体を滑り込ませ、目の前に来たソレを
「あ…っああっ」
躊躇なく握って軽く扱いてから
わざと見せつけるように舌を出して、その先端をねっとりと舐め上げた
「いやぁ…っあ、あ、あ…まーく…っ!」
限界をとっくに迎えているソコは、ちょっとの刺激でも蜜が溢れ出す
根元の辺りを上下に擦りながら
先端をぱくっと咥えこみ、強くすい上げた途端
「ダメ…っ離して…っ出ちゃ…、ああっ」
最後は声にもならないまま
俺の口の中に、全て吐き出していた
口の中に広がる何とも言えない味
だけどそれがかずのだと思うと美味しくさえ感じるから不思議だ
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