今日も明日も
第45章 楽園
そう思ったら、目の前が一気に滲んで
涙が止まらなくなった
倦怠期とか、飽きたとか
近くにいすぎて欲張りになってた
相葉さんも俺も、“一緒にいるのが当たり前“ になりすぎてお互いが甘えてたんだ
「あいばさ…っ、あい…っ」
「にの…?」
突然泣き出した俺に相葉さんが律動を緩めた
「ダメ…っやめな…で…っ」
相葉さんも限界なのか、すぐに律動は再開させるけど
それ以上に心配そうな瞳が俺を見つめている
「愛してる…っあいばさ…!だいすき…っ」
そう叫ぶように喘いだ途端
中の相葉さんの質量がぐっと増した
「俺だって…愛してるってば…!」
今までも激しかったけど
それとは比較にならない程に腰を打ち付けられて
「イク…っもぅ…、あ、あああああっ!!」
ガツンと最奥を抉られた瞬間、頭の中が真っ白になった
「…っ、にの……っ」
すぐに、俺の中にも火傷しそうな熱が広がって
…相葉さんが俺の上に倒れ込んできた