今日も明日も
第10章 やきもち 2nd
「…どうしたの?」
眠そうな目を擦りながら、にのが俺を見た。
「今日はポチの日みたい」
頭を掻きながら答えると
「それは御愁傷さま」
楽しそうにクスクス笑う。
「…まだ頑張れば間に合うけど?」
「何を?」
にのはまた、プリントを取って俺に渡した。
「しつけ。…それともこれからも同じ事繰り返す?」
…俺に触れなくていいなら、しなくてもいいけど
小さく呟いた言葉を聞き逃がすわけはない。
「やる!頑張って俺もご主人様になる!」
「応援してるよ」
翌日から
愛する人の応援を受けながら
俺の 涙ぐましい日々は幕を開けた。
End
眠そうな目を擦りながら、にのが俺を見た。
「今日はポチの日みたい」
頭を掻きながら答えると
「それは御愁傷さま」
楽しそうにクスクス笑う。
「…まだ頑張れば間に合うけど?」
「何を?」
にのはまた、プリントを取って俺に渡した。
「しつけ。…それともこれからも同じ事繰り返す?」
…俺に触れなくていいなら、しなくてもいいけど
小さく呟いた言葉を聞き逃がすわけはない。
「やる!頑張って俺もご主人様になる!」
「応援してるよ」
翌日から
愛する人の応援を受けながら
俺の 涙ぐましい日々は幕を開けた。
End