今日も明日も
第11章 ひみつ
俺たちは玄関を開けたまま固定させて、潤たちを待った。
程なくして、衣裳ケースを持った松潤と、彼の友達だと言うこれまたカッコいい人達が同じく大きな荷物を抱えて姿を見せた。
「潤!俺も手伝うよ。…にのは残って置場所の指示してね!」
大野さんが、潤に聞いてから下に走って降りて行く。
残された俺は、次々と運ばれる荷物をあらかじめ決めていた場所に置いて貰うように、てきぱきと動いた。
潤と大野さんを含め、6人での運ぶ作業は予想以上に早く終わった。
「思ったより、荷物少なかったんだよね」
一息ついた潤が、缶コーヒーを飲む。
「…通ってまで片付けさせたんだってね。ありがとね、潤」
「かなり怪しまれたけどね」
その時の様子を思い出したのか、潤は笑いが止まらない。
確かに想像すると、かなり笑える光景ではある。
「ま、おかげで今日は比較的楽だったよ」
「落ち着いたら、ちゃんとお礼するからね。…手伝ってくれた人たちにも」
嫌な顔ひとつしないで手伝いをしてくれた潤の友達は、運び終わると「じゃあね」とお茶を飲む事もなくすぐに帰ってしまった。
だから、きちんとお礼できなかった。
潤は「そういうの気にする奴らじゃない」って言うけど
…そんなわけにはいかないって。
まあ、そこは改めてするとして
とりあえず、予定通りに秘密の計画は進んだ。
残すは、張本人の相葉さんを
翔さんが連れてくるのを待つだけ。
程なくして、衣裳ケースを持った松潤と、彼の友達だと言うこれまたカッコいい人達が同じく大きな荷物を抱えて姿を見せた。
「潤!俺も手伝うよ。…にのは残って置場所の指示してね!」
大野さんが、潤に聞いてから下に走って降りて行く。
残された俺は、次々と運ばれる荷物をあらかじめ決めていた場所に置いて貰うように、てきぱきと動いた。
潤と大野さんを含め、6人での運ぶ作業は予想以上に早く終わった。
「思ったより、荷物少なかったんだよね」
一息ついた潤が、缶コーヒーを飲む。
「…通ってまで片付けさせたんだってね。ありがとね、潤」
「かなり怪しまれたけどね」
その時の様子を思い出したのか、潤は笑いが止まらない。
確かに想像すると、かなり笑える光景ではある。
「ま、おかげで今日は比較的楽だったよ」
「落ち着いたら、ちゃんとお礼するからね。…手伝ってくれた人たちにも」
嫌な顔ひとつしないで手伝いをしてくれた潤の友達は、運び終わると「じゃあね」とお茶を飲む事もなくすぐに帰ってしまった。
だから、きちんとお礼できなかった。
潤は「そういうの気にする奴らじゃない」って言うけど
…そんなわけにはいかないって。
まあ、そこは改めてするとして
とりあえず、予定通りに秘密の計画は進んだ。
残すは、張本人の相葉さんを
翔さんが連れてくるのを待つだけ。