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「…っ、あ…！やめ…、ああ…っ」


ー…何でこんな事になってるんだろう

どうして俺はこいつに… “雅紀“ に組み敷かれて啼かされてるんだろう

男にヤられるなんてどうかしてる

普通じゃない

ってか、俺だって正真正銘男なのに

何故か身体は悦んでる



おかしい
…信じられない

なのに受け入れてしまってる自分は

もっとおかしい




「にの…、気持ちいい？」

服なんかとっくに脱がされて、雅紀の舌が肌の上を辿る

今日、脇腹が弱いのを初めて知った


「ん…っ、い…、いぃ…、あ…っ」

素直に快楽を口にすると、雅紀の口角が引き揚げられる


「…その顔、すっごいエロい」

その顔、ってのがどんな顔かは分からないけど
気持ちいい事は嫌いじゃないから反論はしない


雅紀の指が次々に弱いとこを探り当て、ピンポイントで刺激を加えるから

「ひあ…っ、あああ、あ、あ、……ッ！」

その “エロい顔“ に甘い啼き声もプラスされた事に感化されたらしい雅紀の指の動きが激しくなっていく

“抱く“ 側では得られなかった快感

その大きさに、俺は溺れ掛けた