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聖輝「あの…この車って…」


櫻井「これ？俺の愛車。」


聖輝「えっ？！自分の車なんですか？！」


櫻井「うん、って言っても大学の入学祝いに親父に買ってもらった車なんだけどね。」


聖輝「へっへぇ……」

左ハンドルってことは…やっぱり外車だよね…

さすがお金持ち……

櫻井「聖子ちゃん、駅前の雑貨屋以外に行きたいところある？」


聖輝「えっ？そうですね……水族館とか…？」


櫻井「水族館…いいね、じゃあ雑貨屋覗いてお昼ご飯食べてから行こっか。」


聖輝「はい。」


櫻井「えっと…確かこの辺だったよね？雑貨屋。」


聖輝「はい、駅の並びにあるって……あっあれです！」


櫻井「あそこか…ちょっと近くの駐車場に停めるね。」


駅のすぐそばの駐車場に停め、僕達は雑貨屋に向かった。


聖輝「わぁ…たくさんお店ありますね！」


櫻井「そうだね、他の駅と比べるとここって結構にぎわってるからね。」


聖輝「へぇ〜そうなんですね…」


櫻井「聖子ちゃん、着いたよ。」


聖輝「あっはい。」


僕達は『フェアリー』の店内に入った。