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櫻井「そろそろ行こうかな。」


聖輝「えっ？」


櫻井「レストラン、今日の為に予約してあるんだ。」


聖輝「レストラン？」


櫻井「うん、俺の行きつけのお店ね。」


聖輝「櫻井様の行きつけのお店…」

きっとすごいところなんだろうなぁ…

櫻井「ちょっと銀座の方まで行くね。」


聖輝「ぎっ銀座…」


櫻井「銀座初めて？」


聖輝「そっそうですね…なかなか行くこともないので…」


櫻井「そっか、夜の銀座は綺麗だよ。」


聖輝「えっ？」


櫻井「街灯がいい感じに町を照らしてるんだ。」


聖輝「へぇ…そうなんですか…」


櫻井「セレブの町って言われてるけど…誰でも気軽に行ける場所だと俺は思う。」


聖輝「そっそうですか…？」


櫻井「うん、他と違って物価は高いけど…何かの記念日の時に来るにはうってつけの場所だよ。」


聖輝「そうですね…記念日の時に銀座に連れてこられたら…嬉しいですね…」


櫻井「そうだよね、特別な場所だよね…銀座…」


聖輝「はい…」


櫻井「着いたよ、聖子ちゃん。」


聖輝「わっわぁ……」

櫻井様に連れてこられたお店はミシュラン3つ星レストランだった。

聖輝「……。」


櫻井「行こ、聖子ちゃん。」


聖輝「はっはい…」

まさかこんな高級なお店に行けるなんて…