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Beast 〜獣たちに好かれた僕〜

第12章 大倉くん



聖輝「狛犬さん!今度どっか遊びに行きませんか?」


狛犬「行く行く!一緒に遊ぼうよ!!」


聖輝「やったぁ〜!!」


優誠「あーあ、聖輝も狛犬のペースに呑まれてる…」


松本「聖輝?」


優誠「あぁ、ルーキーって呼ぶのやめた。」


二宮「何で?」


優誠「ルーキーってあだ名のせいで狙われてるみたいだからさ。」


松本「今更呼び名変えても意味ねぇんじゃね?」


優誠「そうだけど、俺はルーキーを卒業したんだ。」


二宮「随分早い卒業だな。」


優誠「まぁな!」


狛犬「ねぇねぇ!水曜日さ〜みんなでカラオケ行かない?」


二宮「行きません。」


狛犬「何でよ?!ニノ別に用事ないでしょ?!」


二宮「なに?そのまるでニートのような生活してるような感じでしゃべりかけてくるの…」


狛犬「だってさ、ずーっとゲームしてるんでしょ?飽きないの?」


二宮「飽きないしストレス発散になるからいい。」


松本「お前授業中もゲームしてるよな。」


聖輝「えっ?!授業中も?!」


二宮「正味ノート取らなくても点数とれるだろ、さが高偏差値30ないし。」


優誠「まぁな…まっ、約1名真面目に授業に取り組んでる奴いるけどな。」


聖輝「いっいいでしょ、別に!」


狛犬「涼野くん真面目に勉強してるんだ〜偉いね!」


聖輝「まぁ、高校生なので。」


優誠「高校生ねぇ…」


二宮「ノート取ってんの?無駄な時間だな。」


聖輝「いっいいじゃないですか!別に!」

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