テキストサイズ

Beast 〜獣たちに好かれた僕〜

第16章 幼なじみ



ドサッ


松本「はぁ…疲れたー!!」


かえ「お疲れ。」


松本「ハァ…腕痛っ…」


聖輝「すいません…ありがとうございました。」


かえ「いいえ、どういたしまして。」


松本「どういたしましてって…こいつの荷物持ったの俺だろ?」


かえ「だから代わりに言ってあげたんじゃない。」


聖輝「あっあの、ちょっと待っててください。」


松本「ん?」


かえ「涼野くんて面白い子ね。」


松本「面白いっていうか…ガキなんだよな…」


かえ「ふふ、可愛いね。」


松本「まぁな…」


聖輝「お待たせしました!あの…これ、よかったらどうぞ。」


松本「マジで?サンキュー。」


かえ「ジュース貰ってもいいの?」


聖輝「はい、重い荷物を持ってもらったお礼です。」


かえ「ありがとう。」


松本「さてと、そろそろ行くか。」


かえ「そうだね。」


聖輝「あっありがとうございました!」


かえ「じゃあね。」


松本さんとかえでさんは自分達の荷物を持って僕の部屋を出た。


聖輝「はぁ……」

松本さんとかえでさん…お似合いだったな…

あんな姿…狛犬さんが見たら傷つくんじゃないかな……

聖輝「…あっ、バイトの用意しなきゃ。」


僕は女の子の格好をして、バイト先に向かった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ