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〜錦戸side〜


ガッシャーンッ！！


「おい！！いつになったら借金返すねん？！」


父親「もっ申し訳ございません！！あと…あと3日ほど…！！」


「てめぇ…そのセリフ何回目や？！」


ドカッ！！


父親「ぐはっ？！」


母親「あんた？！」


「くそっこの役立たずが…！！」


「どうすんねん？このままだったら一生借金消えへんぞ？」


母親「あんた…やっぱり私が…！！」


父親「馬鹿言うな！！お前にあんないかがわしいお店で働かせる訳にはいかへん…！！」


母親「あっあんた…！！」


父親「くそ…金は何とかする！！親戚中駆け巡って…金を作る！！」


「3日だけ待ったるわ、それまでに3000万用意しとけよ？」


父親「…分かった……」


「とりあえず、この金貰っていくわ。」


母親「そっそのお金は…息子の…亮のサッカーのスパイクを買うお金なの！！」


「うるせぇ！！」


バシッ！！


母親「きゃあ？！」


父親「母さん？！」


「恨むんやったら、失踪したてめぇの親友を恨むんやな。」


父親「ゔっ…！！」


「ほな、まいど！」


母親「ゔっゔぅ…！！」


父親「母さん…ごめんよ…！！」


亮「……。」