Beast 〜獣たちに好かれた僕〜
第19章 5syoku
聖輝「えっえっと……もっもぉ!また路上駐車したんですか?…本当あなたってだめだめさんなんだから…」
聖輝「今後2度とあなたが違反を犯さないように…聖輝が指導してア・ゲ・ル♡」
優誠「おっおぉ…!!」
狛犬「いいじゃん!!超可愛いよ!!」
二宮「ふん、いやいや言ってたくせにノリノリじゃん。」
聖輝「ちっ違いますよ!!」
優誠「ぷぷっ、これは永久保存版だな。」
聖輝「やだやだ!!恥ずかしいって!!」
二宮「ふふ、潤くーん!!」
松本「えっなに?」
狛犬「みてみて!!動画撮ったの!!」
松本「動画?」
優誠「この2人がノリノリでさ!」
松本「マジ?見せて見せて!」
聖輝「あぁっ!!だめ!!」
ガシッ!
狛犬「はいはい!おとなしくしてようね?」
聖輝「やだやだ!!離してください!!」
二宮「これこれ。」
松本「……ぷっあははっ!!何だこれ?!」
優誠「あははっ!!聖輝も超ノリノリだよな!」
松本「お前…コスプレ好きだろ?」
聖輝「えっえぇっ?!」
二宮「だよな。この感じはやり慣れてるよな。」
狛犬「あははっ!えぇ〜そうなんだ〜知らなかったよ!」
優誠「あっ、もしかして家にコスプレ用の服何着か持ってるんじゃね?」
聖輝「もっ持ってないよ!!そっそれに…コスプレなんてしないもん!!」
二宮「してるじゃん。」
聖輝「えっ…?!」
松本「えっマジで…?」
聖輝「あっいや…そっそんな…」
もしかして…バレてるの…?!
狛犬「ねぇねぇ?いつ涼野くんがコスプレやってたの?」
二宮「今。」
優誠「えっ?」
二宮「今してるじゃん。」
聖輝「あっ…」
松本「あははっ!そういうことか!」
狛犬「びっくりしたー!!俺実際にコスプレした涼野くんのこと見かけたのかと思った!」
聖輝「ドキッ!」
優誠「いやいや!そんなの目撃したら大スクープだろ!」
二宮「んふふ。」
聖輝「……。」
びっくりした……
松本「あははっ、メシできたから食べようぜ。」
狛犬「やったぁー!!」
優誠「あぁ〜腹減った!」
ナンパ対決やコスプレなど、僕にとって初めてだらけのことでドキドキしたけど、1日目が過ぎた。