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Beast 〜獣たちに好かれた僕〜

第20章 夏の思い出



ジュー…


優誠「すげぇ美味そう…」


松本「もうすぐできるから皿用意しておいて。」


優誠「ほーい。」


二宮「……。」


松本「…あいつら…遅いな…」


優誠「あぁ…俺達と別れてから2時間は経ってるよな。」


松本「あいつら…もしかして…」


優誠「大丈夫だって!どうせ山の中ではしゃぎまくってるだけだって!その内帰ってくるよ。」


松本「だったらいいけど…」


二宮「最悪戻ってこなかったらヘリで捜査するから。」


優誠「へっヘリ?!」


松本「お前…やっぱり金持ちなんだな。」


二宮「何でもできるのもあと2年ですけどね。」


優誠「お前…マジでいいのかよ…?」


二宮「うん、親の愛情なんて昔から冷めてるから。」


松本「かず…」


二宮「まぁ、あいつらもそこまでバカじゃないから腹減ったら自然に帰ってくると思うし。」


松本「だといいけどな…」


優誠「あいつら…無事でいてくれよ…」

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