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優誠「…なぁ…俺…さっきそこで聞いたんだけどさ…」


聖輝「どうしたの？」


優誠「あの…ケルベロスって呼ばれてた人？あの人さ……さが高のNo.2なんだって。」


聖輝「なっNo.2…？」


優誠「つまり、さが高で2番目に強いってこと。」


聖輝「にっ2番目？！」


優誠「やべぇよな…しかもケルベロスってさが高唯一の生徒会の人間らしいし…」


聖輝「生徒会…え？ここの生徒会って一人だけなの？」


優誠「うん…何か今まで生徒会とか無かったらしいけど、ケルベロスが入学してから、作ったらしい。」


聖輝「そっそうなんだ…なっ何のために作ったのかな…？」


優誠「さが高を支配するため。」


聖輝「えっ…？！」


優誠「学校行事とか全部あのケルベロスが仕切ってるらしくて…あいつに逆らうと…マジで消されるらしい。」


聖輝「そっそんな…！！」


優誠「不思議な奴なんだよな〜…不良の声が嫌いで普段生徒会室に引きこもってるらしいのに、支配欲がものすごく強いんだって…」


聖輝「おっ…恐ろしいね…ケルベロス…」

あんな恐ろしい人が生徒会長だなんて…