Beast 〜獣たちに好かれた僕〜
第20章 夏の思い出
狛犬「あぁ〜楽しかったなぁ…」
松本「いい思い出ができたな。」
二宮「まぁね。」
優誠「誘ってくれてサンキューな!」
聖輝「すごく楽しかったです!」
狛犬「あははっ!次は夏休みだからね?」
二宮「勝手に決めんなよ?!」
狛犬「まぁまぁ、いいじゃん!」
松本「お前も素直になれって。」
二宮「うるさい!」
優誠「おぉ〜ニノちゃん照れちゃってますね〜」
聖輝「か〜わい」
二宮「お前殺す!!」
聖輝「いっ…えぇっ?!」
狛犬「ちょっとちょっと!!涼野くん傷つけたら許さないよ?!」
二宮「……。」
松本「大丈夫、機嫌いい方だから。」
優誠「あいつ、最近感情表に出すようになったよな?」
狛犬「そうだね〜」
聖輝「めちゃくちゃ怖いんですけど…」
松本「大丈夫、慣れたら。」
聖輝「慣れますかね…?」
優誠「怖くはねぇだろ、別に。」
狛犬「だよね!普段のニノを知ってるから!」
聖輝「…そうですね!」
二宮「帰らないの?」
松本「今行く!」
狛犬「よーし!競争だー!!」
優誠「って、どこまで?!」
狛犬「分かんない!!」
松本「おっおい!待てって!」
二宮「ハァ…」
聖輝「待って〜!!」
僕の高校生活初めてのゴールデンウィークは一生思い出の残るものになった。