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Beast 〜獣たちに好かれた僕〜

第22章 大倉くん2



次の日。


僕は優誠くん達を連れて、忠義くんのお見舞いに来た。


優誠「うわぁ…病院に来ると何か緊張する…」


松本「何でだよ?」


優誠「分かんねぇけど…何か落ち着かない…」


聖輝「病院って独特な匂いもするからそれも関係するかも…」


優誠「あぁ…たぶんそれ。」


松本「ふーん…」


二宮「総合病院か…」


狛犬「ニノのお父さんの病院の方がめちゃくちゃ大きいもんね!」


聖輝「確か…帝都大付属病院でしたよね?」


二宮「…うん……」


松本「あそこ設備がずば抜けていいから入院費用も高いんだよな…」


優誠「それってセレブしか入院できねぇんじゃね?」


狛犬「そうだね〜」


聖輝「…あっ、ここです!」


優誠「おぉ…ここか…」


聖輝「じゃあ…開けますね?」


コンコンコンッ


『はーい。』


ガラガラ…


聖輝「忠義くん!」


忠義「聖輝くん!」


狛犬「お邪魔しまーす!」


松本「個室なんだ…」


二宮「……。」


忠義「あっもしかして…?」


聖輝「うん、昨日電話で言ってた僕の友達!」


優誠「はっ初めまして!」


松本「緊張しすぎじゃね?」


優誠「いや、病院だから落ち着かなくて…」


狛犬「あははっ!リラックスリラックス!」


優誠「そっそうだな、リラックスリラックス…」


狛犬「俺、相葉雅紀!よろしくー!」


松本「松本潤です。」


二宮「……。」


忠義「えっと…きみは?」


二宮「…二宮和也……」


優誠「で、俺が早坂優誠!よろしく!」


忠義「初めまして!大倉忠義です、こちらこそよろしくね!」

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