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組長「あのスナイパー…もしかしたらお前を取り戻すための脅しちゃうやろか…？」


章大「えっ？」


組長「章大…お前確か…尼崎から1人でここに来てたな？」


章大「……。」


組長「何があったんや？」


章大「……。」


組長「章大。」


章大「…ぐすっ…ゔぅっ…！！」


組長「章大……」


ギュッ


組長「ワシを信じてくれ。お前の力になりたいんや。」


章大「おじさん…！！」


僕は泣きながら、おじさんに全てのことを話した。


章大「ゔぅっ…ぐすっ…！！」


組長「…章大……」


章大「ひっく…！！僕…僕…！！」


組長「もう何も言わんでええ。」


章大「ひっく…ゔぅっ…」


組長「頑張ったな…章大……」


章大「おじ…しゃん…！！」


〜♪♪♪


ピッ


組長「どうや？そっちの様子は？」


章大「ぐすっ…ひっく……」


組長「…そうか…分かった。」


ピッ


章大「ぐすっ…」


組長「章大、すまんが看護師呼んできてくれるか？」


章大「看護師さん…？」


組長「どうしても抜け出さなあかん用事ができた。」


章大「うん…分かった……」