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安田「そういえば…さっきあの人見かけたよ？」


聖輝「あの人？」


安田「えっと…あっ、3年の横山くん。」


優誠「えっ？」


聖輝「？！」


安田「1ヶ月停学のはずやのに…何で学校におったんやろ…？」


優誠「そっそいつどこにいたんだよ？！」


安田「校長室ちゃうかな？1階の奥の方に行くところ見たから…」


聖輝「何でクラウンが…」


優誠「あいつ…次会ったらボコボコにしてやる！！」


安田「もしかして…松本くんのこと…？」


優誠「あぁ…あいつ、松潤を脅迫して友情をぶっ壊そうとしてたんだよ！」


聖輝「酷かったよね…あの人のやり方…」


安田「松本か……」


優誠「あっ…お前、松潤に負けたんだっけ…？」


安田「ヤクザと生活してたのにね。」


聖輝「あの時の松本さん…悪魔に取り憑かれたとか何とか言ってましたよね…」


優誠「悪魔？」


聖輝「うん…顔もところどころ黒くなってて…」


安田「…友達としてひとつだけ言わせてくれる？」


優誠「何だよ？」


安田「松本潤とは関わらない方がいい。」


聖輝「えっ？」


優誠「は？何言ってるんだよ？」


安田「…じゃあ、僕行くね。」


優誠「おっおい！」


聖輝「松本さんと関わらない方がいいって…どういうことなの…？」


優誠「多分負けたことを根に持ってるんだろ、気にすんなよ。」


聖輝「そう…だよね。」


優誠「俺達も帰ろうぜ。」


聖輝「うん！」