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次の日。


今日は久しぶりに『FULL MOON』のバイトの日だった。


聖輝「……。」

もうすぐこことお別れかぁ…

聖輝「…ちょっと寂しいかも…」


若井「おはよう、聖子ちゃん。」


聖輝「あっ、おはようございます。」


若井「久しぶりだね、体調とか大丈夫？」


聖輝「はい、大丈夫です。」


若井「そっか、今日も頑張ってね！」


聖輝「はい！」


「店長〜おはようございま〜す！」


若井「おはよう、今日化粧派手じゃない？」


「やだぁ！そんなことないです〜」


このお店の人達はみんないい人だ。


女の世界は恐ろしくドロドロしていると聞いたことあるけど…


でも、ここにいる女の子達はみんな仲が良くて優しい。


僕が女の子だったら普通に友達になりたいって思うくらい…


「聖子ちゃん！」


聖輝「あっ、美咲さん。」


美咲「久しぶりだね、元気してた？」


聖輝「はい、元気にしてました！」


美咲「よかった〜♪今度よかったらご飯でも行こうね！」


聖輝「はい、よろしくお願いします。」


若井「ほらほら、お客様が来る時間だから準備するよー！」


「「「「「はーい！」」」」」


聖輝「よしっ、自分も頑張らないと！」


「店長！！」


顔色を変えたボーイが現れた。