
Beast 〜獣たちに好かれた僕〜
第24章 カミングアウト
櫻井「…男…?」
聖輝「…はい……」
櫻井「…うそ…本当に…?」
聖輝「…はい……」
櫻井「……。」
聖輝「……。」
2人の間に沈黙が続いた。
部屋の空気はとても冷たくて…気まずい雰囲気を作り出すものだった。
そして…沈黙を破ったのは…
櫻井様のこの一言だった。
櫻井「……えっと…どうして女の子のフリしてたの…?」
聖輝「…僕…どうしても10万を稼がないと行けなくて…このままの格好でお店に面接を受けに行ったのですが…店長さんが女の子の格好した方がいいって……」
聖輝「10万円貯めたらすぐにやめるつもりだったんです。だけど…櫻井様や他のお客様と出会ってから…このお仕事楽しいって思い始めて……」
聖輝「いつかは絶対バレることだから…櫻井様…翔くんだけには絶対に言わないとって思って……」
聖輝「今まで騙して…本当にすみませんでした!!」
櫻井「……。」
僕は恐ろしい人を騙した。
RED SNAKEと繋がっているかもしれない…
櫻井財閥の御曹司。
僕はこれからどうなるのだろうか…
