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優誠「ルーキー！帰ろうぜ！」


聖輝「あっうん。」

お金のことは一旦忘れよう…

優誠「ふわぁ…今日は特に何もなかったなぁ〜」


聖輝「なっ何もない方が平和でいいと思うけど…」


優誠「ふーん…まーだ本性現さへんのか…」


聖輝「だから…僕はケンカとかしないって！」


優誠「いーや！お前はいざという時絶対暴れるはずや。」


聖輝「そっそんなことないよ…」


優誠「楽しみにしてるぞ！てっぺん狩り！」


聖輝「えぇ…」


優誠「あっそうだ、これからどっか店寄って作戦立てようぜ！」


聖輝「えっ作戦？何の？」


優誠「決まってるやん！てっぺん獲る為の作戦！」


聖輝「えっ？！いやいや！僕本当にそんなのできないって！！」


優誠「大丈夫大丈夫！作戦立てたら上手いこといくから！」


聖輝「そっそれでもダメ！！僕…本当にケンカとか嫌いだから…」


優誠「何だよ！弱腰になりやがって…」


聖輝「だって……」


優誠「…まぁ確かに、今のままてっぺん狩りやったら間違いなく病院送りだ、そうならない為にもたくさん情報集めないといけねぇな。」


聖輝「情報…？」


優誠「そう！魔王を倒すにはまず何をすればいいのか、とか魔王の弱点とか徹底的に調べないといけねぇ…」


聖輝「あっあの…優誠くん…」


優誠「よーし！俺が最強の情報手に入れてやるから待っとけよ！」


聖輝「……。」


優誠くんはてっぺん狩りにこだわってる…

魔王を倒すことがそんなにいいことなのかな…

優誠「じゃあ俺こっちだから。」


聖輝「うん、また明日ね。」


優誠「おう！じゃあな〜」


僕は優誠くんと別れ、そのままバイト先へ向かった。