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聖輝「僕は…この学校に入学してきて…かけがえのないものを手に入れた…」


聖輝「入学した時は…すごく怖くて…すぐに学校辞めようって思ったけど…」


聖輝「そんな時…僕のそばに……優誠くん達がいてくれた…」


聖輝「優誠くん達と過ごしていくうちに…学校に行く楽しさを感じられたんです…」


聖輝「不良しかいない恐ろしい場所だけど…そこでしか手に入れられないものを…僕は手に入れたんです…」


聖輝「だから…僕…僕は…！みんなが苦しんでる時や…しんどそうにしている時に…助けてあげたい……」


聖輝「みんなを…支えられる存在になりたい……」


信玄「…後に天罰が下るだろう…ワシの忠告を無視した天罰がな……」


スゥ……


ガシッ！！


信玄「？！」


聖輝「あなたに…聞きたいことがあります……」


信玄「きっ貴様…！！」


ギュウゥ…！！


聖輝「逃がしませんよ…！！」


信玄「っ…！！」


聖輝「教えてください…何で…優誠くん達と…一緒にいたらダメなんですか…？」


聖輝「どうして…ここまでして僕達を離そうとするんですか…？」


信玄「……。」


聖輝「僕…知りたいんです！信玄さん…丸山さんのこと…」


信玄「……。」


聖輝「……。」


信玄「……拙者は…裏切られた……」


聖輝「えっ…？」


信玄「1番の親友だった者に…裏切られた……」