
Beast 〜獣たちに好かれた僕〜
第6章 死神
「いらっしゃいませ〜」
「お待ちしてました、ご主人様♡」
「今日は何して遊んでくれるんですか〜?」
聖輝「……。」
メイド喫茶…恐ろしい…
アルバイトの女の子達が各テーブルについてお客様にベタベタくっつきながら接客してる…
これはもはやキャバクラと一緒なんじゃ…
若井「聖子ちゃん。あのお客様接客しておいで。」
聖輝「はっはい!」
僕はお店に入ってきた一人の男性に近づいた。
聖輝「いっいらっしゃいませ。」
「あっこっこんにちは!」
聖輝「こっこちらへどうぞ。」
「はっはい!」
聖輝「えっと…はっ初めまして、聖子です。」
「聖子ちゃん…」
聖輝「あっあの…お飲み物何にされますか?」
「…あっはい、えっと…アイスコーヒーで…」
聖輝「はい、かしこまりました。」
僕は知っている知識をフル回転させて、接客をしていった。
