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シス/ブラコン!

第2章 姉/弟

「大丈夫?」

ぼーっとしていた私を健君が
覗き込んで心配そうに見つめてきた


「……う、う、うん。ありがとう」

ハッと我に返って、お礼を言う。
まさかあいつの事を思い出してた
なんて言えるわけが無い。

ぶんぶんとあいつを頭の中から
追いやる。

「とりあえず部屋戻るんで。
何かあったら来てくださいね、」

そう会釈して2人は部屋を
出て行った

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