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ねぇってば

第8章 悪


撮影を終え、もう帰ろうと廊下を歩いている時
ゲームをしている彼女は俺の前に現れた



「こんばんは」

俺の挨拶に同じように返してくれた


「あ、あの、連絡先教えてくれませんか?」




「…」


目線はゲーム
なんかしゅうかちゃんなら許せた
こうやって話の相手をしてくれるだけで嬉しかった



「ダメ…ですか?」


「…あの、…もう、らいに関わらないでください…」






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