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狐と私と先生

第7章 長い、夜

銀の住みかについて
まず、始めに思ったのは、、

「、、、クラ」


木の中にある銀の住みかには、当然
電気が ナイ。

でも
幸い、今まで暗い山を走ってきたから、私の目は暗闇に慣れていて、
なんとなく、物が見える。


《今度、電池しきのライト、持ってこなきゃ♪》
なんて思いながら、
私は銀を
ソッと、地面に寝かせる。

銀は目をつぶって、静かに寝ていた。

けど、

相変わらず呼吸はあさく弱々しく感じるのは、子ギツネの姿だから、、?



「ハァ~」

コレから、どうしよう?


ココに来れたのは、いいけど、、

コレから先の事なんて、考えてないよ。

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