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狐と私と先生

第8章 やっと出番!

「、、、」

桃木先生は微笑んだまま私を楽しげに見つめている。




、、、。

現実逃避は、コレぐらいにして。




「な、なんで、
先生がココに、、」

少し警戒しながら、たずねると、
先生は ニッコリ微笑んだ。

「さて、問題です。
僕は、どうして
ココに来たのでしょう?」

「ヘッ??」

いきなり問題を出されて、困惑してる私を
先生は無視して続ける。

「1、たまたま通り掛かった。

2、用事があったから。

3、山登りが趣味だから。

さぁ、ドーレだ?」

いやいや、
どれも 有り得ない気がするんですが。

って言うか、
何故に、三択問題?

「早く答えないと、時間なくなっちゃうよ」

しかも、時間制限アリ!?

「、、じゃ~、 3番で」

なんとなく、
先生なら、山登りとか好きそうな。

「ブッブー」

両手をクロスさせ、
×印を作る先生は、
ノリノリだ。

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