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狐と私と先生

第8章 やっと出番!

「よし、
(俺の活躍を見せたいし)ついて来い。

俺が守ってやる!」

銀は、何かを隠すかの
ように大きく笑う。

「ついでに、
僕も守って下さいね」

そう言って、
先生はニコやかに、私と銀の間に入ってきた。

「ハァ~!?

祈祷師なんかを、なんでオレが、、!」

「大した力、持ってない僕が、、
君が負けるぐらい強い相手に、太刀打ち出来ませんよ」

笑顔で、手を振る先生を
銀は睨みつけた。

「負けてねぇし!

力なくても、仮にも祈祷師だろ。
自分の身ぐらい、自分で守れ!」

「そう言われても、
僕は戦いって、どうも苦手なんだ。

、、、。
それとも、手伝った方がいいのかな?」

「いらねーよ!!」

銀は思いっきり叫ぶと、
大きく胸を張った。

「見てろよ。
さっきは油断しちまったが、今度は
あんな奴ら、すぐに捕まえてやる!」

自慢げに言う銀を
笑顔で、見つめている
桃木先生。




先生、、、

銀の扱い、上手い。

ってゆうか、
上手すぎ、、。

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