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teardrop (of the child)

第1章 −夢を追う男−

高城 博和は無敵のヤンキー。

…と、言うのは周りが言ってるだけで、高城にとっての最強のライバルは実の父親だ。


事の始まりは高城がまだ幼い頃。

些細な悪戯をした時にお母さんに注意されても高城は言うことをきかずに困らせてばかりいた。

そんなある日、父親が高城を叱る。

いつもの如く言うことなどきかずにいたらゲンコツを喰らわされた。

高城は激怒して父親に反撃しようとしたが、大人の男相手に叶うはずもなくアッサリと返り討ちにあう。

「くっそー…覚えてろよ!いつか、絶対にブッ飛ばしてやる」

幼き高城は目に悔し涙をため、父親へ宣戦布告した。

「おう!いつでもかかってこいや。相手になってやるぞ」

父親は息子の宣戦布告を豪快に笑い飛ばす。

この時から高城は「いつか父ちゃんをブッ飛ばす」が、将来の夢となった。

それ以降、高城は事ある毎に父親に挑み続ける。

しかし、即一発KOで負けた。

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