棺の城
第7章 第四章・倒錯
リリィはなれた足取りでせんせいの部屋のすみにある診察台へと腰を沈めた
ぼくはせんせいに抱えられて、彼女の目の前に座る
背後には先生の感触
なれない状況に
ちりちりと頭の底が痛い
正面から見たリリィは綺麗な身体をしていた
傷一つない、背中側からみた印象とはガラリと違う
色白の肌…
高級な裸婦画にありそうな、清楚な佇まい
それが彼女の印象だった
形の整った乳房と
引き締まった腰
ほんのうっすらと浮いた腹筋
丁寧に揃えられた陰毛
すべてがよく整っている
カチャカチャと音を立てながら
せんせいが診察台の横に器具を出す
その片手間に先生がぽつりと口を開いた
「今回は何人殺した?」
ぼくはせんせいに抱えられて、彼女の目の前に座る
背後には先生の感触
なれない状況に
ちりちりと頭の底が痛い
正面から見たリリィは綺麗な身体をしていた
傷一つない、背中側からみた印象とはガラリと違う
色白の肌…
高級な裸婦画にありそうな、清楚な佇まい
それが彼女の印象だった
形の整った乳房と
引き締まった腰
ほんのうっすらと浮いた腹筋
丁寧に揃えられた陰毛
すべてがよく整っている
カチャカチャと音を立てながら
せんせいが診察台の横に器具を出す
その片手間に先生がぽつりと口を開いた
「今回は何人殺した?」