テキストサイズ

腹黒ドS王子の愛する人2

第2章 伝わらない

「何なんですかっ、急にきてかき回すようなことっ....!!」



「かき回す?僕はただシューヤが好きなだけ。僕にとってアオイが邪魔なのは普通でしょ?」


「なにいって....」




「キスの一つや二つで嫉妬丸出しのお子様にはシューヤと付き合うことなんてできないよ。シューヤの昔を知らないわけじゃないのに。」




「む、かし......?」








秋夜の昔......?










そういえば、こんだけ一緒にいるのに俺は秋夜のこと今だに理解してない部分が多い。






秋夜は自分の昔を頑なに話そうとしない。














それを、オリバーさんは知ってるの?

ストーリーメニュー

TOPTOPへ