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腹黒ドS王子の愛する人2

第2章 伝わらない

「コーヒー入った.....」




「Thank you アオイ!そこ置いといて!」



「悪いな、貰う。」







そう言うと秋夜の手がトレーに伸びて一つカップをとる。







その手を見ただけで、











:触って欲しい.....:









そんな思考が俺の中を埋め尽くした。







やばい、変態かも.....














「お前は相変わらずココアだな。」


「なっ、わりーかよ!」


「いいや。」








ふっと笑ってコーヒーを飲む秋夜を見ただけで、俺は倒れてしまいそうだ。

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