テキストサイズ

腹黒ドS王子の愛する人2

第4章 謝罪

綺麗な顔をグチャグチャにさせて泣くオリバーさんに俺までもがオロオロしてしまう。





「秋夜のことっ、本当にごめんなさいっ....!!」




「あ、えっ、いえ.....」




なんか、意外だ.....



失礼だけど、何も思ってないと思ってた....





「アオイのことが、羨ましかったんだ.....好きな人に、ちゃんと愛されるアオイが....」


「え.......」





これでもかとばかりに、オリバーさんの目からは涙がこぼれ落ちる。





「秋夜に言われたよ......そんな脅しには屈しないって。僕の会社と取引ができなくなるなら、それ以上の取引先を見つけてアオイを守るって。」




ストーリーメニュー

TOPTOPへ