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腹黒ドS王子の愛する人2

第4章 謝罪

「羨ましかった....!!!そこまで言ってもらえるアオイがっ......!!!!」







泣く勢いが止まらないオリバーさんが何だか置いていかれたような、子供みたいに見えて.....





思わずその体を引き寄せてしまった。






「.........!?」


「大丈夫ですよ......オリバーさん。泣かないでください。」





震える手で俺の背中を控えめにつかむ。







「僕には、秋夜みたいに愛してくれる人がいないっ.......」




嗚咽をもらしながら、オリバーさんがつぶやく。





「僕、本当に.....ひどいこと......っ......」

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