おもちゃのCHU-CHU-CHU★
第2章 AD部。
「えっ!? ちょっ……、ちょっと待って下さいっ! スカートが……」
アタシがそう訴えると、高槻さんは「今からの勉強には邪魔だ」と一蹴してくれる。
え? どう言う事? 何の勉強なの? って今日初めて会った男の人にパンツを見られてるんですけど!?
「うわー……。予想通り、色気の無い下着だなぁ……。ストッキングも何かババくせぇし……」
「そう言うな、下出。元が酷ければ酷い程、手を掛けて育てる楽しみがあると言うものだ」
男二人が、アタシの足元でゴニョゴニョと何かを言い合っている。育てるって何!? アタシ今から何をされるの?
(怖いよ。助けてっ!お母さん!!)
アタシは心の中で、必死に母に助けを求める。勿論、そんなのは気休めでしかなく、母が助けに来てくれる事はないのだけれど。
「不勉強な森脇に、室長である私自らが教えてやるのだ。有難く思いなさい」
高槻さんはそう言うと、楕円状の物を手の中で捻る。すると何やら振動音が聞こえてきた。そしてアタシの右足を掴んで脚を開かせると、その振動する物を事もあろうか、アタシの大事な部分に押し当てたのだった。