おもちゃのCHU-CHU-CHU★
第34章 アタシの気持ち(その2)。
身体の震えが治まり、身体が落ち着いてくると、罪悪感と虚無感がアタシを襲う。「ああ、またやってしまった」と。あれだけエッチな事を毎日されているのに、更に自分でするなんて。どれだけ自分がはしたないのかと思うと、自分で自分が嫌になる。
エッチな事をしている時は忘れているけれど、その後に襲われる虚無感が、最近半端ない。それが嫌なら、しなければいいのに。身体が熱を帯びてしまうと、止まらなくなってしまう。
更に今日は、クリトリスだけでは、何だか満足出来ないでいた。アソコの中が、未だ疼いているのだ。それでも、自分で指を中に入れるのは怖いから、アタシは何とか気持ちを鎮める為、冷たい水でシャワーを浴びる。
(ひょおぉぉぉ!! つ……冷たいっ!!)
ずっとお湯を出しっ放しで、浴室の中は暖められていたけれど、いきなり水を浴びるのは無謀だった。けれど、身体は落ち着いたみたい。アタシはエッチな事は思い出さない様にして、パジャマに着替えると、部屋に戻りベッドに潜り込んだ。そして、今日の出来事は思い出さない様にして、羊の数を数えながら何とか眠りに就いたのだった。