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おもちゃのCHU-CHU-CHU★

第34章 アタシの気持ち(その2)。


 次第に大きくなる快楽の波は、一カ所に集まり意識がそこに集中すると、クリトリスを擦るアタシの指は、激しさを増していく。膝に力が入らなくて、壁に凭れていた身体はズルズルと崩れ落ち、床に座り込む。脚をM字に広げ、シャワーから流れ落ちる湯を頭から浴びながら、アタシは頭の中が真っ白になるまで、指を動かし続けた。

 指でクリトリスを撫でる度に生まれる、甘い電流がアタシの身体をビクビクと震わせる。今日はここを山岡さんの欲棒に擦り上げられ、坂内部長の舌で舐られ、高槻さんや川上さんにも指で捏ね回された。オモチャでアソコの中を掻き回され、何度もイカされた事を思い出すと指の動きが早くなる。滅茶苦茶に手を動かし、グリグリとクリトリスを擦ると、快楽の波が一気に大きくなりアタシに襲い掛かる。

 「んんんんっ!!」

 ビクンと一際大きく身体が震え、その後に小さな痙攣がビクビクと続く。イク瞬間に頭に浮かんだ、あの人の顔。アタシはその人に抱き締められている所を頭の中で想い描きながら、暫くの間、快楽の余韻に浸った。



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