おもちゃのCHU-CHU-CHU★
第36章 幸せな痛み。
「ああっ……」
寝起きで感覚がまだ少し鈍っていても、しっかりと反応を返す、アタシの身体。お尻に当たる山岡さんの分身は、熱く硬くなっていて。アタシの中に入りたいと、アソコをノックし始める。受け入れたい。けれど、まだ痛かったらどうしよう。そんな気持ちがせめぎ合う。
「モリリン、こっち向いて?」
そう言われて振り向けば、重ねられる山岡さんの唇。口を開いて舌を受け入れれば、アタシの舌は絡め取られて。舌でのじゃれ合いを始める。チュクチュクと唾液を混ぜ合わせ、口付けに夢中になっていると、山岡さんの指は、露で濡れたアタシの秘裂を少しずつ掻き分ける様にして、中へと忍び込んできた。
「痛い?」
アタシの反応を見ながら、指先を動かしていた山岡さんが尋ねる。少し痛かったけれど、アタシは首を横に振る。山岡さんの熱を受け入れたいから。今度は痛くても、我慢する。きちんと最後まで。山岡さんがイクまでしたい。それを伝えたくて、山岡さんの反り勃った欲棒を脚の間に挟んで、腰をゆっくり動かした。
アタシの想いが伝わったのか、山岡さんは「いいの?」と尋ねる。アタシはその問いに頷くと、山岡さんは「有難う」と言って、再びアタシの唇を塞いだ。アタシの露でぬるぬるになった、山岡さんの欲棒が、アタシの脚の間を何度も擦る。クリトリスを欲棒の括れで擦られると、アタシの中からまた露が溢れ、山岡さんの熱い滾りを濡らした。