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　「どうしたの？ 顔が赤いよ。まさか……風邪引いた!? 熱ある!?」

　そう言って山岡さんは、アタシの額に自分の額を押し当てる。唇が触れそうな距離にドキドキしてしまう。昨夜、たくさん口付けしたのに。なんだか一人でドキドキしているのが恥ずかしくて、アタシは「大丈夫です」と言って顔を背けると、山岡さんは「なんで顔を背けるんだよー」と言って、唇を尖らせた。そして、その尖らせた唇で、アタシの頬にチュッとキス。不意打ちの可愛らしいキスに、アタシはドキドキして、また顔が赤くなってしまった。

　「あー、モリリン。ひょっとして、照れてる？」

　そう言いながら、アタシの頬をツンツンと突く山岡さん。アタシは恥ずかしくなり、寝返りを打って山岡さんに背中を向けると、後ろからギュッと抱き締められた。耳元で「可愛い」と囁かれると、背中がゾクゾクとして。心臓がドキドキと暴れ出す。山岡さんは、アタシの耳を甘噛みしたあと、その唇を項へと滑らせ、そこに口付けた。

　身体に回された手は、アタシのお腹を一撫でして、ゆっくりと上り、高鳴る胸を包むと、優しくそこを押し揉み始める。もう片方の手は、アタシの下っていき、下腹を撫でると茂みの奥にある、クリトリスをゆっくりと撫で回した。

　「ここは痛くないだろ？」

　そう訊かれ、アタシは無言で頷く。乳首を弄られながら、クリトリスを撫でられ、アタシの身体はビクビクと反応してしまう。山岡さんは、「もう、濡れてきた」と言って、耳元でクスクス笑いながら、次第に手の動きを速めていった。