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おもちゃのCHU-CHU-CHU★

第38章 忙しい連休(その3)。


 「好きだよっ!! たまちゃんっ!! 大好きだっ!!」

 平川さんは叫ぶ様にそう言うと、アタシの身体から、欲棒を引き抜き、アタシの唇に唇を押し当てる。その瞬間、アタシは高みへと昇りつめ、身体がビクビクと痙攣を起こした。そして、アタシのお腹と平川さんのお腹の間に挟まれた欲棒も、ビクンビクンと脈打ちながら、熱く滾った白いマグマを噴出させたのだった。

 「はぁ……はぁ……はぁ……」

 平川さんは、アタシの肩に頭を預けながら、荒い呼吸を繰り返す。アタシも平川さんの身体に凭れて、同じ様に荒い呼吸を繰り返しながら、快楽の余韻に浸っていた。暫く二人共、何も言葉に出来なくて。熱が鎮まり、呼吸が整うまで、黙って抱き合ったままだった。

 やがて呼吸が整い興奮が収まると、平川さんは後処理の為のティッシュを求めた。アタシは、ちょっと身体がギシギシ言っていたけれど、立ち上がると母が作ったカバーを被せられた、ボックス・ティッシュを箱ごと平川さんに渡し、自分も数枚手に取って、身体に散った平川さんの欲望の名残を拭き取る。

 汗をかいてベタベタしているし、シャワーを浴びたいな。平川さんもきっと同じだろうと思い、アタシは浴室を使う事を平川さんに勧め、お風呂場へ案内をする。すると、平川さんは「一緒に浴びよう」と言って、アタシをお風呂場へと引き摺りこんだ。

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