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おもちゃのCHU-CHU-CHU★

第41章 川上達哉という男(その3)。


 モリーが気を失う寸前。俺は自分でも信じられない行動に出ていた。彼女の唇に自分の唇を重ねていたのだ。

 何をやっているんだ? モリーはヤマの彼女じゃないか! 親友の彼女に何て事を……。

 俺は自分の行動に気が付くと、彼女の身体から急いで離れる。幸いな事に、モリーはイキっぱなしで、思考力は無かっただろうから、気付いていないだろうと思う。

 俺は気を失ったモリーを攻め続けているオモチャ達のスイッチを切ると、それを彼女の身体から外した。そしてウエットティッシュで、涎に塗れた彼女の顔を丁寧に拭いてやり、身体も拭いてやる。

 意思を持たない、マリオネットの様に投げ出された脚を開き、愛液で濡れたモリーの割れ目をティッシュで拭ってやる。オモチャに犯され続けたそこは、まだ充血していて膨らんでいる。まるで熟した果実の様に、甘い果汁を滴らせて。

 食べたい。甘い汁を啜り、喉を潤したい。俺の喉は、水を求めて砂漠を歩く旅人の様に、渇きを訴えていた。

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