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おもちゃのCHU-CHU-CHU★

第46章 訪問者、再び。


 結局、アタシは午前中いっぱいを池田先生に攻められ続けて過ごした。ベッドに縛り付けられた腕は、一度は外して貰えたものの、今度は後ろ手に一つに縛り付けられてしまい、自由は奪われたままだった。

 先生は内線が鳴ると困るからと言って、机の上にアタシを座らせて何度もアタシを衝き上げる。繋がっている途中で内線が何度か鳴ったが、先生はアタシの身体を弄り回しながら、平然とした様子で電話に出た。アタシはその度に、声を押し殺すのに苦労していたのだが、先生はそれすらも楽しんでいたみたいで。ワザとアタシの弱いところばかりを攻め続けてきた。

 電話の向こう側の人に悟られてはいけないと言う緊張感が、逆に快楽を増幅させて。アソコからはお露が止め処なく溢れて、机を濡らしてしまった。

 多分、先生はアタシのマゾ気質を見抜いたんだと思う。恥ずかしい言葉でアタシを責め、廊下で人が通る気配を感じれば、激しくアタシを攻め立てたから。

 気の休まらないエッチにアタシは身も心もヘトヘトになってしまい、身体を休めに連れて来られた筈なのに、逆に疲れてしまう結果となってしまった。

 でも、それまでに感じた事のない高揚感を味わったのも事実で。一度目覚めてしまった性癖は、その後のアタシを変えていくのだけれど。この時のアタシには、そんな事は想像もつかなかった。

 人生なんて、釦一つを掛け違うだけで、変わってしまうものなんだと、アタシは後で知る事になるのだった。



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