おもちゃのCHU-CHU-CHU★
第47章 淫乱珠子の出来上がり!?
その瞬間、反射的に背中が弓の様にしなり、思わず大きな溜息が「ああっ」と漏れる。すると、平川さんは慌ててアタシの口元を大きな手で押さえた。「駄目だよ? 声は我慢してね?」と言って。
平川さんは、もう片方の手を腰を抱える様に前に回しクリトリスを弄りながら、ゆらゆらと腰を動かし始める。
──ああ。イッちゃん。ごめんなさい。アタシ、平川さんとエッチしちゃってるよ。しかも、無理矢理じゃなくて自分から望んで。
電車の中で意地悪をされて我慢が出来なかったの。だって、イッちゃんがいないんだもの。
イッちゃんが一緒に居てくれたら、こんな事にはならなかったんだよ?
イッちゃんがずっと傍に居てくれなくて、寂しいの。だから、ごめんね──
アタシは心の中で山岡さんに言い訳をしながら、平川さんを受け入れる。罪悪感で心はいっぱいな筈なのに。次第にそれは薄れていき、頭に靄が掛かって理性は隅に追いやられてしまった。
山岡さんと一緒に居る事の出来ない寂しさ。それを埋め合わせる様に、アタシはこの日から、誘われるがままに平川さんや池田先生と能動的にエッチをするようになっていったのだった。