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おもちゃのCHU-CHU-CHU★

第9章 初めての一人えっち。


 池田先生に夕食をご馳走になり、送って頂いたあと、初日の仕事の内容を聞きたがる両親を尻目に、「疲れたから」と言ってアタシはさっさとお風呂に入って就寝。

 疲れていたのは本当だし、今は両親と話す気分じゃなかったから。だって、仕事の内容を根掘り葉掘り聞かれても、説明出来るワケがない。きっとこれからも毎日、聞かれるのかと思うと少しうんざりする。

 今まで、反抗らしい反抗もした事がなく、友達もいなかったアタシは両親にベッタリだった。そんなアタシに初めて芽生えた、両親への反抗的な感情。

 唯、与えられて何の疑問も持たず、その中で生きてきた。それ故、アタシの世界は非常に狭く、物事を知らない。今までは、それでも生きてこれたけれど、これからはそうじゃない。

 何も出来ない、何も知らないアタシは今日で卒業するのだと、鏡に映った風呂上りの自分の顔を見ながら、アタシは決意を新たにする。

 明日の準備を整え、早めにベッドに潜り込むと、目を閉じる。そして今日の出来事を思い返してみた。

 手脚を拘束され、下出にオモチャでアソコを攻められ、高槻室長に胸を弄ばれた。平川さんにも胸やアソコを舐められたっけ。川上さんや、山岡さんにも……。

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