おもちゃのCHU-CHU-CHU★
第11章 試着室の中で。
「良かった」と胸を撫で下ろしたのも束の間、店長さんはローターを外すと、アタシの背中に腕を回し、ブラジャーのホックを外した。
「こんなオモチャなんかより、私の方が珠子ちゃんを気持ち良く出来るわ」
そう言うと、店長さんはアタシの胸にむしゃぶりついたのだ。
ちゅぱちゅぱと音を立てながら、アタシの胸の尖りに吸い付き、片方の胸の先を細い指先で弾く。女の人の柔らかい繊細な指が、アタシの尖りを摘まみ、捏ね回す。
女の人にエッチな事をされるとは思っていなかったアタシは、吃驚して声も出せずにいた。そもそも余りの驚きに、思考がフリーズしてしまっていた。
「ふふっ。もう、こんなに尖って……。小粒で可愛いわ」
そう言って妖しい笑みを浮かべてアタシを見上げる店長さん。赤い舌がチロチロとアタシの胸の尖りを撫で、吸い付く度に店長さんが塗っている口紅の色が、アタシの肌に移る。
アタシが驚きで動けない間に、店長さんがアタシの身体を反転させると、大きな鏡の前に立たされる。そして、後ろから店長さんの手が回り、アタシの胸を揉みながら、もう片方の手をスカートの中へと忍ばせていく姿が、鏡に映し出されていた。