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おもちゃのCHU-CHU-CHU★

第11章 試着室の中で。


「それは昔の話じゃん! 今は可愛い女の子に貢ぐ事を生き甲斐にしてますから!!」

 そう言って胸を張る山岡さん。それに対して店長さんは、「ヤマちゃんの言う「可愛い女の子」って妹ちゃんの事でしょ?」と突っ込む。

 仲良さそうにキャイキャイ言い合うお二人の間に入っていけなくて、アタシはそのやりとりをぼーっと見ているだけだった。

「そんな事より、珠子ちゃん? さっきの続き、私としましょ?」

 そう言って艶やかな笑みを浮かべる店長さん。その言葉に、山岡さんは「俺も混ぜろ」と言い出し始める。

 「仕方がないわね。じゃあ、どちらが珠子ちゃんをイカせるか競争よ?」と店長さんが言うと、山岡さんは、手でOKサインを作って見せる。

「えっ!? あの……、洋服の試着は……?」

 にじり寄って来るお二人にたじたじになりながら後ずさるアタシ。ニヤニヤしながら、近付くお二人。これは、絶体絶命のピンチだ。

 しかし、狭い試着室の中。アタシは直ぐに追い詰められ、二人に自由を奪われる。そして、鏡に痴態を映しながら、アタシは身体中を二人に弄られる。

 何度も高みに押し上げられ、立っていられなくなるまで、お二人の手は緩む事なく、アタシを攻め続けるのだった。

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