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おもちゃのCHU-CHU-CHU★

第12章 川上達哉という男(その1)。


 昨夜、自分を慰めていた時の感覚と違い、人の手によって高められるのは、すっごく気持ちが良くて、仕舞には強請る様に自ら腰を振ってしまった。

 そうすると、店長さんと山岡さんは嬉しそうに「これでもか」と技を駆使してアタシを攻める。店長さんと山岡さんは、鏡に移ったアタシのアソコを拡げ、女の子の身体についてレクチャーしてくれた。気持ち良過ぎて、半分くらいは覚えていないのだけれど。

 性的な気分が高まると、身体の中で男性を受け入れる為の分泌液が作られ、それがアソコをぬるぬるにする事。体質によって、この分泌液が多い人もいれば少ない人もいる事。

 未開発の身体だと、中でよりもクリトリスでの方が達しやすいという事。唯、これにも個人差があるらしいのだけれど。

「珠子ちゃんは、濡れやすいし、きっと中でもすぐにイケる様になるんじゃないかしら」

 何度も高みに押し上げられ、くたくたになったアタシをお得意様専用の部屋で店長さんが休ませてくれ、お茶を淹れてくれながらそう言った。

 山岡さんは、店長さんの言葉に頷き、「鍛え甲斐がある」と言ってにんまりと笑う。しかし、問題はアタシが処女だと言う事だ。

 流石に、業務だからと言って、アタシの初めてを仕事で奪うワケにはいかないからと。やっぱり、初めては好きな人とがいいだろうからと。

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