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プリンセスさまのヒミツ

第2章 プリンセス=メイド

~放課後~

「おい、真宮。プリプリ会議行くぞ。」

「はいよー。ちょっと待ってー。よしっと!」

店長に『今日も遅れます』って連絡しといたし、ひとまずオッケー。

「はぁ、行きたくないな…。」

「ブツブツ言ってねぇでさっさと行くぞ。」

「ちょっ…。ひっぱるなぁ(>_<)」

大輔に手首を引っ張られ、教室から強制撤収。別に引っ張られなくても行けるっつーの!

「はぁ。やっとついた…ってあれ?誰もいなくない?」

「今日はオレら高等部二年だけの会議なんだとさ。」

「意味分かんないじゃん。」

2人と先生でなにはなすの?絶対おもしろくない。

ガラガラ

「おっ。2人ともそろってるな。」

「えっ?」

「は?」

ドアが開き入ってきたのはプリプリ代表の先生。…でわなく学年主任の先生。

「何だ?その反応は。今日はプリプリの2人とこの学年をどう作り上げていくか、そのためにはどうするかを話し合う会議だ。だから学年主任のオレが担当。なんか文句あるか?」

「いや。ないですけど…、ちょっとびっくりしちゃって。」

「オレもです。」

「そーか。じゃあ本題に入ろうか。」

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