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プリンセスさまのヒミツ

第2章 プリンセス=メイド

ガタンゴトン

「あのさぁ…。」

「なに?」

「もう一回聞くけどどこまでついてくるき?いいかげんムカついてきたんだけど。」

「だからぁ、オレはメイド・カフェの乃…〇〇ちゃんに会いに行きたいだけー。」

こいつ…わざと名前で呼ばなかっただろ…。ほんとムカつくやつ。

「…!///」

「!真宮、どうした?」

「…お、おしり、触られて…。」

「な!」

そ、そりゃ満員電車だから覚悟はしてたけど、ほんとになるなんて…。うー、気持ち悪い。誰か助けて…。

ぱしっ

「え?」

きがつくと手は私の隣にいる大輔に捕まっていた。そして、大輔から衝撃の一言が!?

「おい。オレの女に触るんじゃねーよ。こいつに触っていいのはオレだけなんだよ。」

「なっ…。」

「くそっ。」

はぁ~~~!?何言ってんだこいつ…。オレの女だとか触っていいのはオレだけとかウソばっかり!

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