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プリンセスさまのヒミツ

第3章 命令ゲーム

私たちが教室についてから10分くらいたってから大輔が教室にやってきた。

「あっ!乃愛、大輔くんきたよ!」

「うん…。」

できれば大輔とこのまま話したくない。けどこういうときに大輔が隣の席だってことが強調される。だから必ず一回は話さなきゃいけないんだよね。

「そろそろチャイムなるから座ろっか。」

「…うん。じゃあね。」

「バイバイ。」

ただ願うことは2つ。大輔が告白のこと聞いてこないことと、プリプリ会議がないこと。とりあえずは願う。

キーンコーンカーンコーン

「きりつ、れい、着席。」

「えー、今日はいつもどうりで変わりはない。あと今日はプリプリ会議もないからゆっくりしてていいぞ。大輔、乃愛。」

やった!とりあえず放課後ふたりきりになることはなくなった!で、肝心の大輔は…。

(ちらっ)

(じーっ)

(ドキッ///ぱっ。)

何!?なんなの!?なんかこっち見てるし!ガン見だし!もーやだ…。こういうときってほんと隣の席恨むわ…。

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