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プリンセスさまのヒミツ

第5章 素直な気持ち

~放課後~

なんでだろうね。いつもはまだぁ?ってほど時間がたつのは遅いのに、こういう時にだけいやってほどはやいんだよ。逆にしてくれれば私だって文句は言わないのに…。ということで今私は待ち合わせの校門の前にいます。

「大輔…遅いなぁ。」

てかさ自分から言っといて遅れるとか意味分かんない。

ぎゅっ

「ひゃぁ!!」

「くくっ…相変わらずおもしろい反応だな。」

「そ、そんなの後ろから急に抱きつかれたら誰だってビックリするわよ!!それに今は奇跡的に誰もいないけどもし誰かいたらどーするの!?それこそ一大事だよ!!」

「別に誰もいなかったんだしいーじゃん。」

「そーゆう問題じゃないの!!」

「分かった、分かった。それよりはやく行こーぜ♪」

「…まったく。」

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